コースター

日記

2012.10.16(Tue)

 床柱
十月八日は、木の日。それにちなんで、京都にある千本銘木さんで、セミナーが開催されました。
これは、その時のお土産で、和室の床の間に使われる床柱「北山杉しぼり丸太」を
輪切りにしたものです。
床柱表面の凸凹感を出すのに、周りに箸を巻き、3M物で、約280本もの箸を使うそうです。
切り込み部分は、「背割り」といって、木が乾燥収縮した際に 柱にひび割れが入らないための
先人の工夫です。
見た瞬間「素敵なコースター !」と思い込み、話を夢中で聞き、家に帰った。
「本当にコースター?」と奥さんに聞かれ、立ち止まる。
確かに木目の美しさや厚みを冷静に見ると、「もしかすると、飾るものか?」と思えてきた。
真相はわからない。
とりあえず、年輪を数え、机に飾る。