北風と太陽と共に暮らす家 エピソード
はじめての家づくり2025.05.01(Thu)

竣工して9年目を迎えた家に寄りました。
「来てくれた友人や親戚、みんなに
落ち着くいい家だって言ってもらえるんです。」
奥さまは、うれしそうに話してくれた。
落ち着き感は、竣工時よりも増していた。
竣工時、梁は少し赤みがかり、
天井板は黄色がかっていたけど、
素材そのままの色を用いました。
着色しなかったのは、
ありのままのものが変化していく時間を
ゆっくり楽しんでほしいと考えたから。
不揃いだった梁と天井は、
年月を重ねて、
同じ材種のような色味へ変化した。
住人や訪れた人達に
やすらぎを与える存在になった。
そして、これからも
住人と共に時を重ねていきます。