希望の小屋(2)
セカンドライフ2015.10.20(Tue)
平面計画では、浴室、脱衣室の空間の大きさに一番注力しました。
浴室は1.6M×1.6Mのタイプで当初検討していましたが、
廻り込んでお世話される方の事を考え、洗い場の幅を20センチ広くしました。
浴槽は、長すぎると立ち上る際に足の踏ん張りが利かず、
立ち上りにくいので、あえて20センチ短くし、
その分、脱衣室の幅を広げました。
脱衣室では、着替えさせてもらったり
、風呂上がりに座って、ほっと一息付く事を考慮し、
3畳ほどのスペースとタオルや歩行器が収納できるスペースを確保しました。
また屋外に置かれていた洗濯機もこれを機に室内に設置し、
雨の日の干場にも活用できるようにしました。
天井高を決めるのにも注意しました。
物置部分の天井高が2.8Mほどの高さがありましたので、
通常の2.2M程の高さにしてしまうと・・・
入った瞬間に低すぎるような窮屈感を感じてしまう恐れがありましたので、
今回は、いつもより20㎝高い2.4Mとしました。
内装では、床材に主屋と同じ3センチ厚の杉板を選び、
足裏で感じとる無垢材の心地よさを体感することで、
主屋との繋がり感を演出しています。
壁材は、今後の体調の変化に合わせて
手摺等を取り付けられように木目の綺麗な合板とし、
天井には吸放湿性に優れた材料を用い、
見た目とその部屋の空気感をより澄んだものになるよう配慮しました。
物置の時・・・
水廻りスペースの入口です
扉を開けると・・・
そこは、脱衣室!