ひと足を照らす灯り(前編)

現場から

2016.02.23(Tue)

一昨年の八月より打ち合わせを重ねてきた方の
プランと見積の打ち合わせが一段落しました。
お施主様によると、42回目の打ち合わせだったそうです。
 
「いやぁ、家を建てるというのは、やっぱり時間がかかるものですね。
この窓は要らないんじゃない?とか、
変形地だから隣から見たら、
うちの屋根が越境しているように見えるかもしれないから、
数センチ縮めておこうとか・・・・・
いろいろアドバイスを頂いたりもしましたよね。
自分達のやりたいことを相談しながら、ひとつひとつ決めてきたから、
ここはなんでこうなったかというのは全部わかりますし、納得しています。」
と笑顔でおっしゃられました。
 
しかし、ここに至るまで、全てが順調だったわけではありません。
なかなか予算が合わず、プランや施工会社を変えながら検討を続け、
「本当に私らの家建つん?」
といった先の見えない不安やいらだちを
必死に抑えようとされている時もありました。(つづく)

疲れたら、休めばいいんですよね!