秋の夜長

2013.09.24(Tue)

 本
 年を重ねるごとに、自分を指導してくれる人は、少なくなる。
未来の事で迷ったり、新たな刺激がほしい時、よく本を読みます。
 写真は、オ―ボンヴュ-タンのパティシエ、河田勝彦氏の著書『伝統こそ新しい』です。
建築と菓子。一見すると、畑違いではと思いますが、最近、古民家等の調査をする機会が
増えたからか?このタイトルに興味を覚え、手にとりました。
 読んでいると、シェフの美味しいお菓子をほおばりながら、人生観、体験談を 直接
教わっている気になります。
 そして、いつの間にか、心の中に新たな炎が芽生え、これからが楽しみになりました。
 秋の夜長、人生の先輩の声に耳を傾ける贅沢な一時は、明日への活力を与えてくれます。
 『伝統こそ新しい』 河田 勝彦  朝日新聞出版