それから 5年目の『終の住処』
それから2014.10.28(Tue)
ご紹介頂いた方の工事完了の報告と御礼を兼ねて
『終の住処』下京区の家を訪問しました。
当日は日曜日だったので、普段お忙しくされている息子様もいらっしゃり、
80代のお母様交え、お二人から近況のお話をお聞きしました。
「実家を直して、地元で再び暮らし始めてから、町内の役や消防団への勧誘、
学区の運動会に参加したりとか、50代やけど、有望な若手として頼りにされるねん。
そやけど仕事も忙しいし、今は、なかなか全部引き受けられへんけど、
退職したら、みんなのために活動したいと思っているよ」とお聞きした時、
家を建てるという事は、家族の問題ではありますが、
今、ここに住むという一つの決断こそが、家づくりの初めの一歩であり
誰がここに住むかという事は、周辺の方にとって大切な事だと再認識しました。
帰り際、息子様が
「狭いけど、俺、この家気に入ってるし、
地元にも帰ってきて良かったと思ってるで!」
竣工後4年が経って聞かせて頂いたこの何気ない一言は
新しい世界へ飛び出す勇気を 僕に与えてくれました。
終の住処:http://san-si-go.jugem.jp/?eid=19