ささやかなるもの

徒然なるままに

2014.12.16(Tue)

写真は、神戸で見つけたサンタクロースバージョンのマトリョ―シカ。
マトリョ―シカと聞くと、ロシア名産で、かわいい女の子の入れ子人形を想像するので、
見つけた時、「これ、なんだろう?」と思い、店主からいろいろお話を聞きしました。
日本の七福神と打ち出の小槌の入れ子人形を
1800年末期に訪れていたロシア人が母国に持ち帰り、改良を重ね
1900年にパリ万博に出展したのが、マトリョ―シカの始まりだそうです。
もともと知育玩具として生まれたそうですが、
いつの頃からか安産や子孫繁栄のお守りとして母から子へ伝えられたり
ひとつひとつのマトリョ―シかに願いを込める方もいらっしゃるそうです。
手作業なので、表情も微妙に違います。
気に入ったサンタさんを一員に迎える事にし、
今は事務所の机の片隅に飾っています。
ふと目に入ると、
入れ子構造のように様々な想いが重なっているロマンチックな話を思い出し
心に温かい何かを日々与えてくれています。
ロシア雑貨いりえのほとり http://www.irie-hotori.com