冬至の魅力

徒然なるままに

2014.12.23(Tue)

法律で定められた採光量を確保する事は当たり前ですが、
日々の暮らしの中で、季節の到来を感じたり、気持ちが澄むような空気感を創るため
季節ごとの日射角度や光と影のバランスを大切に窓の検討をします。
夏の西日は避けたいけど、冬の西日は貴重!とか
さわやかな朝食をとりたい等お聞きした生活スタイルに合わせて
春分、夏至、秋分、冬至の4つの日を中心に考え、
窓のサイズや取り付け高さを決定します。
中でも一番重きをおいているのが冬至です。
冬至までは、少しずつ日射時間が短くなる分、
普段より静的な生活を送るようになりますので
静かな空間にふさわしいやさしい光を取り入れ
時には太陽のありがたさや影の長さの変化をも楽しめたらと思っています。
また、冬至を境に少しずつ日射時間が長くなると
なんとなく力が湧いてきて、
年内に終えたい仕事のラストスパートや新しい年を迎える準備にも勢がでます。
冬至は静から動への転換期という重要な役割を担っているところも
僕が冬至に魅かれるもう一つの理由です。
今年も残りわずかですね。
素敵なクリスマス・年末をお迎え下さい。

冬至の日の夕日