家族のカタチ
現場から2015.05.12(Tue)
火災保険の件でお問い合わせ頂きました。
電話だけで済ます事もできましたが、
最近お顔を見ていなかったのでお伺いし、
火災保険にまつわる構造の違いや
地域ごとに求められる防火上の性能のお話等をしました。
もうすぐ10年目を迎えるお家。
屋上の防水等メンテナンスの上で
気になる点をお伝えして、あとにしました。
帰り道、工事中によく立ち寄った『京都府立陶板名画の庭』に寄り、
水と空、そしてコンクリートで構成されたお気に入りの空間で、
建築当時の事を少し思いだしました。
悪戦苦闘する中、様々な方々に助けられながら、
情熱だけで仕上げたような気がします。
それから9年が過ぎましたが、
その当時の延長線でデザインを磨くというよりは、
敷地やご家族それぞれの異なる条件のもと
自分なりに挑戦し続けている姿勢は変わっていないような気がします。
もっと効率的に、パターン化して・・
といったアドバイスを頂く事もあります。
でも、きっとこれでいいんだよね
それぞれの家族のカタチを創るのが、僕の仕事なんだから・・・
京都府立陶板名画の庭にて