涼をもとめて (前編)

日記

2016.07.11(Mon)

涼をもとめて・・・
どこへ行こうと考えた時に、
庭を静かに見る事を思いつき、大徳寺へ行きました。
最初に拝観したのは、高桐院。
髙桐院は、武人でありながら利休七哲の一人として茶道を究めた
細川三斎公によって建立されています。
表門付近では、入る事をためらう人達や、
機関銃のように説明をする外国人観光ガイドもいらっしゃいましたが、
気にすることなく
自然石を敷いた一直線に伸びる神秘的な参道に導かれ、
一足ずつ進みました。
院内の気に入った場所に腰を下ろし
建物の中を流れる風を感じながら、
室内より、じーと庭を見つめるひととき。
蝉の声、青葉の匂い、光と影、
いつの間にか汗もひき
心が次第に落ちついて
周囲と一体になったかのような感覚
夏ならではの涼をとるひとときに味をしめ
もう一つ、庭を見る事にする(つづく)

髙桐院参道
待ちに待った1日が訪れる
そんな素晴らしい1週間に お互いなるといいですね!