子供部屋の行方(前編)

それから

2016.07.25(Mon)

以前建てさせて頂いたお宅を訪問しました。
1年半ぶりの再会だったので、おやつを頂きながら、お互いの近況報告をしていると、
「そろそろ、Nちゃんに子供部屋を与えようと思うんですけど、
どのあたりで仕切って、ベッドとかどう置いたらいいですか」と奥様より尋ねられました。
お子様は、NちゃんとR君の姉弟で、Nちゃんは中学3年生、R君は小学校5年生です。
現在は、階段を上がりきったホールで、
リビングとダイニングとの間に設けた4帖半程の空間を子供の勉強コーナーとして使われています。
食事の準備、洗濯、下階での家事をしながら、子供たちの様子を見ることができ、
お子様が自分の部屋で勉強する頃には、家族共用のパソコンを置いたり、
御夫婦が書きもの等をする予定で、当時計画しました。
それとは別に、子供部屋として確保していたスペースは2人分で10畳あり、部屋を見渡しながら、
「この辺りで間仕切って、こっちがNちゃんです。ベッドと机はこう置いて・・・」
 と当時の計画を思い出しながら話していた時、
 なんとなくNちゃんの様子が気になったので、
「Nちゃん、自分の部屋ができるし、嬉しい?」と尋ねると
「うーん、どうかなぁ・・・今のままでもいいんやけど・・・」というNちゃん。
すると
「何をのんびりした事をいってるの?
そろそろ受験勉強もしっかりやってほしいのに!」という奥様。
そのやりとりを聞いていた時、ある疑問が浮かびました。(つづく)
今週も お互いにとって 素晴らしい1週間になるといいですね!