1/1の世界

徒然なるままに

2013.07.02(Tue)

将軍塚
 建築の図面では、表現したい内容に応じて縮尺を使い分けます。1/5や1/10のように
1/1に近いほど部分詳細になり、1/200や1/500になると、形や配置など概要を示す時に
使います。選んだ縮尺で表現する内容は異なりますが、建物自体に変わりはありません。
 写真は、将軍塚展望台から見た京都市内。人や車は見えず、街の喧騒も聞こえません。
整然と並んだ建築物で構成された静寂の街は、模型のように感じ、
本当に僕は、ここで生きているのか?とさえ思います。
 ぼーっと眺めていると、ビルも本当はちっちゃいんだなぁとか
どうして些細な事を気にしていたんだろう等いろいろ気付きます。
すると、溜まっていた心配事も、まぁ、なんとかなるか!と思えます。
 世界は見方で決まります。
 1/1の世界で疲れたら、ちょっと離れて見るといいかもしれません。
 きっと次の一歩が見つかります☆