肩の力を抜いて

現場から

2014.03.18(Tue)

 先日、お施主様と現場で打ち合わせしている時、習われている詩吟のお話をお聞きしました。
 お師匠さんから「もっと大きい声をだして!」と指導を受けると、喉で大きい声を出そうとする。
これは、喉をこわす原因になるので
「お腹から声を出すように!」と再び指導され、大きな声を出すと、
「力が入りすぎているから、もっと力をぬいて、大きい声を出すように!」と指導されたが、
「大きな声を腹から出すのに、力をぬいてって?どうすればできるんですか?」と尋ねると
横に寝させられ、お腹に手を当てながら
「この状態で、お腹から大きな声を出しなさい。」と指導されたそうです。
 この時、今まで力んでいた自分に気づかれ、力まずに大きな声を出す方法がわかったそうです。
「この力まずにっていうのは、なんにでも当てはまるよね。
なんでも力んでいるうちは、良い結果は出ないし、リラックスできる状態をどう維持するかやね。」
 と笑いながらおっしゃられていました。
 かっこよく見られたいとか、こう見られたくないといった自分の想いで、
 知らない間に力が入る事もありますが、
 リラックスした状態で、いろんな事を話せる関係が、家づくりには、不可欠です☆
かわ