暮らしに潤いを (後編)

自然素材の家

2014.04.29(Tue)

(前回のつづきです)
床には水分に強い桧、天井には調湿作用のある桐の羽目板を進行方向に平行に張り
壁は、トンネルとしての統一感を出すために、天井と同じ素材にしました。
これでリラックスできる雰囲気は出来ましたが、まだ何かが足りません。
お店の方に手伝いに行く時には、ちょっと気合いを入れる時もあるからです。
そこで、蟻害で入れ替える事になった柱に合わせて、
全ての出入り口の竪枠を床から天井まで伸ばし、
入った瞬間に、背筋がすーっと伸びるような印象も加え、竣工しました。
木のトンネルのような空間が、日々の暮らしに潤いを与え、
より一層、お元気にお過ごし頂ける事を願います。
竣工写真
 
         洗面脱衣室                    洗濯機置き場
 
 扉を開けると、そこは、坪庭。 
  お天気のいい日は、反射光が脱衣室まで入ってきて、気持ちいいです