年賀状だけの付き合いでも

日々の暮らしの中で

2019.01.08(Tue)

 

今年も年賀状だけの付き合いになるかもしれないけれど、

この時を大切にしています。

年賀状を書くときに、お世話になったあの日のことを

昨日のことのように思い出し

感謝の気持ちが湧いてくるからです。

久しくお会いしていないと

お返事を頂けなくなる方もいらっしゃり、

そのときを潮時とするように心掛けています。

 

今から15年ほど前でしょうか、

会社員時代にお家を建てさせていただいた方と

年賀状のやり取りがありました。

ある時、ご家族に御不幸があり、

それに対してお悔やみのお手紙を送った後、

年賀状が届かなくなりました。

自身に配慮が欠けていたのだろうかと

思い返すこともありましたが、

仕方がないと受け入れていました。

 

それから数年後の今年、

その方から年賀状が手元に届きました。

ご家族の仲睦まじい写真入りの年賀状。

 

当時の事を思いだしながら、

お家の住み心地を尋ね、自身の近況をつづる。

 

ただそれだけのことなのですが、

今年はいい年になりそうと期待が膨らみました。

 

 

 

#佐野泰彦建築研究所