小さな庵で

お施主様の俳句が載っていると
こっそり読み始めた『伊月庵通信』
お名前をみつけると、ちょっとうれしいし
赤井稚佳さんのイラストにも魅かれる。

俳句は、リビングに籠って、詠まれるらしい。

建物は3階建てで、
リビングやダイニングキッチンは、3階に在り、
お施主様が俳人になる時、
町の喧騒から離れた家型の空間は、小さな庵となる。

竣工して10年もたつと
暮らしと共に空間の用途も少しずつ変化するけれど

変化に対応できるようしすぎると
空間は均質的になって、
お施主様らしさが薄くなってしまうから、

お施主様の根っこにある
決して変わらないような価値観を
空間化することを重視しています。

佐野泰彦建築研究所
HP　 　　https://yasuhiko-sano.com/
インスタ  @yasuhiko_sano
＊ご相談は、ホームページで受付けています。佐野泰彦建築研究所

ハイジの丸窓のある家～家をたてるということ