憩いの場
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憩いの場

京都市中京区・新築
設計~現場打ち合わせ期間:17か月

京都市中京区の閑静な住宅地で、離れの新築の設計をしました。

「家族にとっての憩いの場が欲しいんです。家族で真剣に取り組んでいる卓球が出来て 喫茶店を営まれていたお母さんが、友人と談笑やカラオケが出来たり、時にはご近所の人達を招いて町内の 寄り合いに使ったり・・・、これは、数年来の家族の夢なんです!」ご主人様は熱く語られました。私は、卓球が出来て、珈琲が飲めるだけでは、竣工後数年もすれば、物置になるかもしれないなぁと思い、数年来のご家族の夢に、ここでしか味わえない空気感を足せないかと考えました。 それは、職場や学校でイヤなことがあってもここに来れば、少し気分が晴れたり、家族、友人と楽しんだり 、母屋とは違う時の流れのあるちょっと非日常感です。空間の形は、立方体よりも三角屋根を活かした家型を選びました。天井高さは、3.3M4.4Mの勾配天井で、母屋の1階では味わえない開放感のある空間となりました。卓球に光や風は不要なものですが、空間が閉鎖的になりすぎると、人が集まりにくくなります。

法律で必要とされる窓とは別に、一息つきたい時に青空を仰ぐことのできる大きな窓をカウンター横に1つ開けました。